自分でできるネズミの侵入経路調査(屋外編)

家の外側をチェックします。

ハンドライトを使って照らしたり、指で隙間がないか触ってチェックしていきます。
場合によっては地べたに這いつくばって覗き見る必要がありますよ。

ご用意いただくもの

・ハンドライト
・薄手の作業手袋
・タオルやエプロン、長靴などを利用して、汚れても良い服装になりましょう。

自分でできるネズミの侵入経路調査の屋外編です。
大事なことは、侵入の隙間をしっかり覗き込んだり、指で触って隙間の大きさを確認することです。

地面に這いつくばったり、手がかなり汚れたりするので
汚れてもいい服装と薄手の作業手袋を用意してください。
軍手ですと厚すぎて隙間の大きさの確認がしづらいと思います。

1つ1つ丁寧に確認することが重要です。

■床下通風口

最近のお家では格子状の床下通風口があるお宅は少なくなっていますね。
築20年以上の一戸建てでは家の基礎部分に格子状の通風口が設置されていることがほとんどでここが第一のネズミ侵入ポイントになります。

調べるポイントとしては、

・格子が鉄なのかアルミなのか、ネットが貼ってあるのか
・壊れていないか
・特に鉄でできている場合は、錆びて劣化していたり、朽ちていないか
・基礎と格子を埋めている部分に隙間ができていないか

一見、隙間がないように見えても、地面に這いつくばって、床下通風口を下から覗くと上側に隙間が見つかることもあります。
また、通風口になにか配管が通してあったりしていないかも重要なポイントです。

ちなみに、ビッチリと寸分の隙間がないなんていうところはほとんどなく、 多少なりとも隙間ができていることの方が多いです。

500円玉くらい、指3本くらい入る隙間がないかを確認してみてください。

新しい家だからといって安心はできません

比較的新しいお家の場合、床下通風口がアルミ製で錆びにくく丈夫に見えます。
メッシュ状の金網が張ってある場合もあります。
虫も入りにくくてよいのですが、それでも四隅があいていたりしているケースがあるので要注意です。

現地調査に行った際に、アルミの通風口でも、大きいところでは上が3cmくらいの隙間が開いていたケースもあります。
下から覗いたり、指を入れたりしないとわからないことが多いところです。


■エアコン室外機の配管導入部

エアコンの室外機周辺もチェックポイントです。

室外機から室内に向けて配管が家の壁に沿って伸びています。
この配管は壁に穴を開けて室内に通しています。 配管が通る周りにパテで隙間を塞いでいるのですが、そのパテの周りに隙間がないか触って確認してください。
パテは紫外線に弱いため、経年劣化してポロポロと剥がれていきます。

ネズミはこの配管を垂直に登っていくことができます。
室内に引き込んでいる配管導入部をしっかりとチェックしてください。
高い位置にある場合は脚立などを使用する必要がありますので十分注意してください。


■給湯器配管導入部

家の裏にあることが多い給湯器。
設置してある給湯器の周りをチェックしてください。
給湯器の新旧は関係なく、新しいものでもネズミの侵入ポイントになっていたりします。

給湯器の周りに鉄板が貼ってある場合、その鉄板の下が開いていたり、もしくは鉄板そのものがなく、壁との間に隙間ができていないか確認ください。

給湯器から伸びる配管もチェック

室内に引き込む配管は、通常家の外壁から穴が開いていて配管2本を通していますが、開いている穴が四角いことが多く、配管の周りがガラリと隙間が開いていてネズミの侵入ポイントになることが多いです。


■壁水切り部

水切りとは、家の外側の壁に打たれた雨が土台の方へ流れていかないようにするための雨よけのようなものです。
家の基礎と土台のあいだにあり、家の周りぐるっと一周、囲ってありますのでわかります。

その水切り部分の上側に指で触ってみたり、手鏡で見て、隙間がないかチェックします。
わずかな隙間でもネズミが齧って穴を広げて侵入するかもしれませんので見落としがないようにチェックします。



■換気扇

換気扇の排気口をチェックします。
いくつかのパターンがあります。

・外に蓋が3枚くらい付いていて、換気扇をつけると羽が開くもの

この場合は、蓋が壊れていたり、常に開きっぱなしになっていないかチェックしてください。
内側の羽が見えている状態ですとネズミに侵入されてしまいます。

・丸や四角い排気口

そもそも外れかかっていたり、壊れている部分がないかチェックしてください。

換気扇と壁の隙間が空いている場合もあります。
必ず手で触ってズレたり取れそうだったりしないか確認が必要です。

宙に浮いているのでネズミがどうやって侵入するの?と思われる方もいますが、 換気扇の周りの配線・配管を足場にして入ってきます。

また、壁にわずかなデコボコがあれば、ネズミは垂直によじ登ることもできます。




■雨戸袋

・木製の雨戸袋

雨戸袋が木製のものは特にネズミの侵入経路になっているものがほとんどです。
古い家では雨戸袋の内側に壁が設置されていないケースがほとんどです。
内壁がない状態ということです。(ビックリですよね。)
中に壁がないので雨戸袋にネズミが入ると、ダイレクトに天井裏に上がってしまえる構造になっています。

内壁があってもベニヤが貼ってある程度という場外ですので、
ベニヤが貼ってあっても上部が開いているケースが多いです。

・アルミ製の雨戸袋

アルミでできている雨戸袋は内側にベニヤが貼ってあるのでだいたい大丈夫です。
欠陥住宅ということでなければですが・・
あるべきはずのベニヤやケチってほとんど貼っていないような状態もたまに見受けられるので、念の為チェックはしておいてください。



■軒

軒は、外壁の立ち上がりから突き出ている屋根のようなものです。
外壁などを雨から守る役割や日よけの役割もありますね。

その軒部分もネズミ侵入ポイントです。 壁と軒が出ている境目をよーくチェックしてください。

通風口や通風口を兼ねたデザイン的なものもあり、隙間があればネズミの侵入口になっています。
軒も空中を飛ばないと入れないと思われますが、近くに足場になるようなものがあれば、多少遠くてもジャンプして入ってしまいす。




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バスタロー
いかがでしたか?
少し大変に感じるかもしれませんが、ゆっくり少しづつ1つ1つ丁寧にチェックしてみてください!

次は、自分で行うネズミの侵入経路調査(室内編)だよ